こんにちは。DIYフクロウです(・ω・)ノ
みなさんは、愛着のあるパソコンはありますか?
最近のパソコンは、内蔵ディスクがハードディスクから、
速度の速いSSD(ソリッドステートディスク)になっていますよね。(`・ω・´)
かなり古いパソコンでもSSDを使う方法がありますので、
この場を借りて紹介したいと思います。\(・ω・)
今回はIBM(現Lenovo) のノートパソコン:Thinnkpad X31 のディスクを
SSDに変更しました。
2003年くらいのノートPCです(;ω;)
変更するにあたり、
・Sandisk製の mSATA SSD (Z400s 128GB)、
・mSATA <-> IDE44ピン変換基板(5V) (HX-811 2.5-MSATA) JMicron JM20330
を準備し、使用しました。
なお、Thinkpad T43でもSSD化で使用予定でしたので、
2枚 mSATA <-> IDE44ピン変換基板(5V)を所有していましたが、
1枚に動作不良があり、
SSDのベンダ名は読み込めるのですが、ドライブが表示されず、
SSDへの読み込み、書き込みが全くできない状態でした。
もう1枚は問題ないのですが・・・
それ以外では、切り分けで使用した、
玄人志向のKRHK-MSATA/I9 (Marvell 88SA8052)では問題なく動作(・Θ・;)
どうやら、変換基板上の5Vから3.3Vに変換するレギュレータ付近に
問題があり、使用するSSDの容量が増えるほど消費電力が増えて、
このような状態になってしまうようです。
ダメもとで、
レギュレーターの入力と出力に、電解コンデンサーをはんだ付けで追加したところ、
電源が安定したのか、動作するようになりました。(・ω・)♪
なお、電解コンデンサーは、
余っていた中古OSコン(旧サンヨー製、現Panasonic)を使いました。
電源系なので、低ESRの電解コンデンサーがいいと思います。
レギュレータ NIKOS L1084G-3.3
・5V(入力)側に追加 10V - 100μF ×1 足は熱収縮チューブで絶縁
・3.3V(出力)側に追加 4V - 820μF ×1
mSATA-SSDと干渉しないように取り付けて、装着!
注意1:
SSDを使う場合は、Trim(トリム)機能を無効しないと、プチフリ状態(操作が重い)になる場合があるようですので、コマンドプロンプトの管理者モードから以下のコマンドを実行し「無効」にします。
Trimコマンド使用状況の確認:
fsutil behavior query DisableDeleteNotify
⇒ 0の時は有効、1の時は無効
Trimを無効にする:
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 1
Trimを有効にする:
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 0
注意2:
IDE経由のSSDにリカバリーディスクでのOS再インストールは、失敗することがあるようです。まずは通常のハードディスクにOSをインストールしてから、EaseUS Todo Backup 等のツールでクローン機能によりSSDへ移行するのが良いようです。
別途、USB2.0-IDEアダプタを準備し、mSATA-IDE変換基板+mSATA SSDを接続してクローンコピーします。
ということで、今まで使っていた2.5インチハードディスクは捨てたりせずにプチプチなどで当面保管しておいたほうが良いです。
注意3:
SSDにすると、基本、デフラグする必要がないので、ディスクデフラグツールから無効にします。
おまけ:
あと、電解コンデンサーをつけた変換基板のほうが、
電力が安定したのか、ベンチマークの結果が少し良くなりました(?)
(ドライブ番号が異なりますが、同じSSDです)
コンデンサー なし
コンデンサー あり
シロフクロウくん:
なんか難しいけど、愛着のあるパソコンを高速化できて良かったね(・Θ・)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
以上となります(`・ω・´)v